「乳幼児のコミュニケーション」 〜子どもは関係性の中で育つ〜
講師:遠藤利彦(えんどう としひこ)
●司 会:今井和子 ●世話人:佐々木由美子(東京未来大学准教授) ●世話人:藤田朋子(保育士) ●世話人:佐藤直樹(保育士)
内容
子どもが言葉を理解し、表出することが出来るようになるためには、それに先立って他社との親密な関係性が成立し、種々の相互作用が豊かに営まれている必要があります。 今回は子どもが元来、備えている言語獲得の仕組みにも言及しながら、他社の特に非言語的な相互作用がいかなる意味でことばの発達に重要なのかについて考えてみたいと思います。
講師プロフィール
東京大学大学院教育学研究科准教授 聖心女子大学・九州大学・京都大学の教員を経て現職 専門は発達心理学・感情心理学 (特に親子・家族関係におけるアタッチメントと子どもの社会情緒的発達) 最近の著書に「乳幼児のこころー子育ち・子育ての発達心理学ー」有斐閣(2011年)などがある