小講演(1) 19日(日)9:30〜11:00

「赤ちゃんの口を育て脳を育む」
〜赤ちゃん歯科からの気づき〜

講師:石田房江(いしだ ふさえ)


内容

 口は体内で赤ちゃんの体が作られる時、最も早く作られる臓器ですから、生きる根源に関わり、後からできるものに影響を与えます。また口は最も早く感覚運動系が発達するところで、生後も口をしっかり育てると、協調運動が上手に出来るようになります。呼吸すること、食べたり飲んだり、話したり歩くこともみな協調運動です。産直後から口を正しくしっかり育てることが、健康で意欲ある子どもにつながります。その具体的な方法についてスライドでご説明いたします。歯科から子どもの育ちを見る観点は、子どもを見る目を広げることでしょう。


講師プロフィール

1941年、東京に生まれる
日本歯科大学卒業後、3人の子育てをしながら、小児歯科専門に47年臨床に携わる
茨城県つくば市石田歯科医院長
「赤ちゃんから学ぶ会」主宰
労働衛生コンサルタント・日本心理学会認定心理士
現在は、診療の傍ら赤ちゃんの顎の発育の研究、啓蒙を行っている